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高校生記者と被爆75年のヒロシマ ~最大級の被爆建物 旧陸軍被服支廠~

制作:ちゅピCOM

ドキュメンタリー

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被爆から75年の節目を迎えたヒロシマで、プロのカメラマンや記者に交じって取材する高校生がいる。崇徳高校新聞部のメンバーだ。広島市南区の住宅地と学校の境界に、赤れんがの巨大な倉庫4棟がL字型に並ぶ。

爆心地から2.7キロ。広島市に残る最大級の被爆建物、「旧陸軍被服支廠」は、出兵地となった「軍都広島」の記憶も刻まれる。2019年12月 3棟を持つ県が「2棟解体、1棟保存」の原案を公表した。「本当に壊していいのか?」と学校新聞に記事を掲載し、同世代の関心を高めたいと活動を始めた高校生記者 高垣慶太くん(18)の姿を追った番組。